#小説同人推し印刷所2023

皆さまこんにちは、アカツキユウです。
2023年もたくさん本を作りましたか?
2024年も既に制作に向けて意気込んでいたりするところでしょうか?

2024年最初の記事は、
#小説同人推し印刷所2023
からスタートです!

皆さまの「推し印刷所」へのアツ~~~~~~い想いと共にお届けいたします。
是非、2024年の制作の参考にしてくださいね!
※2023年最後の記事の予定でしたが、年の瀬にインフルB型に感染してやむを得ず2024年最初の記事としました…くやし~~~~~~~!!

では続きからどうぞ!

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はじめに

この投票はあくまで「小説同人」における「推し印刷所」について皆さまに投書いただいたものです。
各印刷所の優劣を示すものではありません。
小説以外の同人誌では参考にならないかもしれません。
また、この記事では私自身が確認しうる範囲で印刷所情報を載せています。
なるべく主観に寄らないように心がけておりますが、あくまで「私が確認した」内容になりますので、ご承知おきください。

推し印刷所を調べる理由

ひとつには、私自身がやっている小説本制作において、

  • どんな印刷所が使われていて
  • どんなところが良いのか
  • どういう感じの制作物が出来るか(≒仕上がり)

が知りたかった、というのがあります。
実質的に人気ランキングとか利用率にはなるのですが、利用率が高いところは私のところでもだいたい近い比率で「ここ使います」って連絡が来るので、各印刷所の「どういう感じ」を知っておくのは大事かなって感じです。

▼これは2020の時にREDTRAIN 前田さんが発信していた内容です。

という感じなので、ユーザーが「何を重視するか」で「推す印刷所」は変わると思います。
上位の印刷所以外でも、「この印刷所はこういうところがいいんだ!」っていうのを知る機会にもなるかと思います。

前回は1位から発表でしたが、今回は5位から参ります。
TOP5の後にピックアップ印刷所コーナーもありますので、そちらも是非。
「公開可」でご投票いただいた全コメントと画像は、記事の最後にございます。

小説同人推し印刷所2020

前回の投票結果はこちらです。

2023年版TOP5

5位:コミックモール(41票)


印刷所サイト

まずはこちら!
いわゆる「書籍用紙」を多数揃えている、かつ制作費が非常に安価で人気なコミックモールさんです。

私自身もこの印刷所の利用経験がありますが、まーーーーーーーーーーーほんとにやっすいんですよ!
特筆すべきはほぼ常時やってる「早期入稿でPP無料」
これ、通常のクリアPPやマットPPだけでなく、ベルベットPPやトワイライトPPもなんと無料(の場合がある)!
嘘だろ!?
代わり、といってはなんですが、早割は無し。いや十分です。元々が安い。
カバー巻きもしっかりやっていただいた状態で納品されます。
あと予備だとは思うんですが、カバーだけが何故か10枚近くついてましてね、「!?」ってなった思い出。
これ以外にも「プレゼント名刺フェア【期間限定】」が何故かずっとあったりとかちょっと訳が分からないぞコミックモール。

書籍用紙については一時期よりだいぶ少なくなってしまいましたが、現時点でも「ライト書籍クリーム」という淡クリームキンマリ57kgと同じ紙厚の薄い書籍用紙が選べるので、ページ数がかさみがちな人でも安心です。
普通のページ数でも「書籍用紙クリーム」を選べばOK。同じ紙厚のクリーム上質より本が軽くなります。

2024年は「小説本文組版見本の本」のコミックモール版(用紙未定)を制作予定なので、最新情報はその時追記しようかな…
2020時点の利用レポートは「小説同人誌を作った話」に記載しています。

4位:プリントオン(46票)


印刷所サイト

前回比175%の票数なのに初回からずっと4位ってある意味凄くないですか?
装丁といえばでおなじみプリントオンさんです。
今回も装丁関係のコメントが多数並びました!
装丁凝りたいならここ!

私も出せるものがあるぞ!
こちらをご覧ください、これはわくわくドキドキデザインセット体験してみたさに、自分でデザイン作らずにセット注文後に実物が届いて歓声上げてる私の図です。

同人誌「表紙」用のデザイン素材がいっぱい出て来たとか、
Canvaなどの分かりやすくて素材豊富で無料のデザインツールが出て来たとか、
同人誌表紙メーカーさんが出現したとか、
小説同人誌の表紙周りの環境は日々良くなっていて困りにくくなった昨今ではございますが、「わくわくドキドキデザインセット」はデザイナーさんによるオンリーワン表紙が作られる上に装丁まで凝ってくれるという大変ありがた~~~~いサービスです。
装丁は盛ってみたい! でもどうすればいいか分からない! って人はたすかる。

あとプリントオンさんといえば、皆さまにおなじみ「サンプル帳」ですね!
これ、スタンダード版だけなら発注時に同梱してもらえたり、送料のみで取り寄せ出来たりするのですが、プリントオンのサンプルは「コンプリート版」で買うのが絶対おすすめ!!
豊富な特殊紙、豊富な特殊加工のサンプルは、創作意欲がくすぐられること間違いなし!

また、同じく特殊加工見本といえば「装丁の箱庭」!
現在は第2弾制作中(2024年6月頃発行予定)とのこと。
イラストに合わせた様々な加工を施した、サンプル帳よりも更に実用的な見本になってます。私もかなり参考にしてます。

プリントオンで刷られた本で1番インパクト強かったの、やっぱりカレーの香りがするアンソロ本かな…
プリントオン製で未だにこれを上回るインパクトの本はないな…………

3位:おたクラブ(OTACLUB)(50票)


印刷所サイト

今回一気に票数を伸ばしてTOP3に躍り出たおたクラブさんです。
最近本社をお引越しして受注可能枠を広げたらしいよ!
同人誌表紙メーカーのデザイナーさんが招待を受けてレポマンガを上げてらしたのも、私の中では結構印象深いな~
こちらですね

てなわけで改めておたクラブさんの紹介です。
まずは何と言っても価格の安さ!
元々おたクラブさんって私の中ではグッズ制作のイメージがすごく強くて、しかもそのグッズ制作も結構安かったんですよ。びっくりするほど安いの。
で、冊子印刷もこれまた安くてですね…
これまで私の中の最安値ってちょ古っ都製本工房さんだったんですが、制作仕様などの条件次第ではおたクラブさんの方が安いです。つい最近比較して知りました。
何で安いかっていうのは上のレポマンガに書いてあります。
人件費がかかる範囲をシステムでカバーしている。

そして同じく上のレポの通りなんですが、おたクラブさんといえばやはり印刷品質。
印刷きれいです。今まで見たやつみんなきれい。
hpのIndigoって機種で印刷されたもの、おたクラブさんのもの以外でもいくらか見たことがあって、それはそれは鮮やかカラー印刷なんですよ。
(正直自分の絵で試してみたいけど自分の絵の色味すげぇ地味過ぎて使えねぇ! ってその時言ってた)

ここを利用する上でひとつだけ注意があるとすれば、「おたクラブさんの原稿データの制作は、他社でどれだけ慣れていても仕様を絶対確認して」です。
上記の通り、入稿システムなどがかなり整備されている一方、たまに通らなかったり…みたいなことがあります。「おたクラブさんの原稿仕様(システム)」に引っかかってるせいです。
細かな点は省きますが、「データの作り方」は必ず見て下さい。
※私はデータの作り方をかなり見ていたにもかかわらず私自身が数度引っかかった経験がある…………

2位:ちょ古っ都製本工房(57票)


印刷所サイト

2018・2020と連続1位でしたが今回は2位となりました。
相変わらず安さで人気! のちょ古っ都製本工房さんです。コメントの大多数が価格の話でした。
いやー、私も基本的に価格が検討ポイントに入るので安いのはありがたいですね。

この投票をやるちょっと前に「小説本文組版見本の本」を制作した際、2018・2020で1位だったので少しだけちょ古っ都製本工房版を作ったらあっさり完売してしまいまして…
慌てて増刷かけました………皆さまありがとう、只今販売中です。
こんな感じで「ちょっと作りたい」みたいな時に、価格が安いと心理的ハードルが爆下げなので大変良いですネ

さて、ちょ古っ都製本工房さんは画像に記載の通り、同人専用印刷ではなく、一般の印刷所さんです。
でも利用目的欄には「同人誌」の選択肢があるし、最近「表紙用紙欄に同人者が好みそうな特殊紙が入った」とか「本文用紙欄に書籍用紙が入った」とか、こりゃー同人者向けに充実させておるのでは? といった印象があります。
今年(2023年)「新着情報」への記載なしで追加されてた内容としては、「ラフクリーム琥珀N 71.5kgが加わってた」あたりかな…?
これ「淡クリームキンマリだけじゃない! 小説同人誌の紙の話」でも取り上げた、いわゆる「書籍用紙」で、ページ数はあまり多くないけどちょっと厚み出したいな、って場合の選択肢になります。
2020の時点では淡クリームキンマリ57kgが追加されてました。こっちは「ウスくないウスイホン」を作る人向けの紙厚薄い紙です。

コメントより、記事中に是非書いておきたいな~と思ったのが「遊び紙が複数枚、任意の箇所に入れられる」です。
私自身は遊び紙を使用しないためあまり注目していなかったのですが、コメントいただいて改めて仕様を確認しました。
本文前(表紙と本文p3の間)などにしか差し込めない印刷所も多い中、ちょ古っ都製本工房さんは指定箇所に遊び紙を差し込めます。注文フォームに指定あります。
注文フォーム的には同じ紙を差し込むぽい? かもですが、前後以外の箇所に入れたい人はいいのでは?
コメント下さった方は「視点変更毎にページ数を指定して遊び紙を追加しました」だそうです。
ちょ古っ都製本工房さん製ではありませんが、遊び紙を本文の中に入れて区切りとする本を持っておりまして、カラーページを差し込んだり扉を入れたりするのとはまた違った印象になってよきよきです。

注意点として、ちょ古っ都製本工房さんを利用する場合、どのイベントの場合でも宅配搬入のみになります。
イベントの搬入ラベルがある場合は、荷物にラベル貼りをお願いするとやってくれます。
私は何度かイベントに宅配搬入してるし書店委託にも直送している。

二次創作や成人向けはダメなのか?

※こちらは2020からそのまま持ってきました
巷では「二次創作ダメ」とか「成人向けダメ」的なことが噂されているのですが
私自身が入稿した経験から言うと、「二次創作マンガ」は普通に通りました。
また、ベッドシーンが含まれる「一次創作R18小説」も特に連絡なく通りました。

こちらの記事によると、「小説は法規に反しない範疇のものであれば成人向けも可だそう」とのことです。
少部数かつ安く同人誌を印刷したい場合のおすすめ印刷所まとめ(2020年版) | 戦国らいふ

1位:STARBOOKS(59票)


印刷所サイト

ちょ古っ都製本工房さん同様、根強く人気の印刷所です。2023では単独首位!
ちょ古っ都製本工房さんへは価格重視票が大多数であることに対し、STARBOOKSさんへは

  • 表紙用紙・遊び紙の豊富さ
  • 常備箔の豊富さ
  • データチェックの丁寧さ
  • 仕上がり品質

など、多くは価格以外の箇所への推しポイントが集まりました。

しかし価格に関して言及がない訳ではなく…
STARBOOKSには1日ごとに入稿〆切を設定出来る「毎割」の存在があります。
オンデマンドノベルズでは「毎割60」が最高割引になり、その割引額は9,000円。割合ではなく固定で値引きです。
更に「ぼうけんのしょ」システムや、納品後に発行される値引きチケットなどがあるため、継続して使うほど得。
小説同人誌の場合は少部数になりやすいということもあり、固定額の値引きは単価に結構影響あると思いますネ!
但し最大割引の場合、〆切は60日前…!
毎割を使うことにより、早期入稿するように鍛えられた人もいるのでは…??
(私も使うときは毎割60が出来る段階で検討する……)

プリントオンさん利用の方の中にも多分おられると思いますが、STARBOOKSさんを利用する方の中にもどちらかといえば「価格はある程度度外視、作りたい仕様で作る」派の方は一定数いらっしゃると思っていて、比較的単価が高い特殊紙とかでも「使いたい」優先で使われてるなって思ってます。
たくさんの特殊紙が常備の選択肢にあるのが強い。いつでも選べるってすごい。
最近はSTARBOOKSさん自身も特殊紙と箔の豊富さを推しポイントにしているようで、STARBOOKSのストアにはサンプルブックなどがたくさん並んでいます。
正直私も全部欲しい! おかねいくらあってもたりん
https://www.starbooks.jp/store/index/

STARBOOKSさんといえば、データチェックの丁寧さと仕上がり品質! コメントでも「データチェックがきめ細かい」という声が大変多く、これは私自身ビシバシに感じております。
「小説同人誌向け明朝体フリーフォントの本(A6版)」を作った時の話。
私もこの本で細かくデータチェックをいただきました。
基本的に「気づいた範囲です」とのことですが、原稿不備となる箇所はもちろんのこと、目次の誤りなども確認が入りました。文字から謎の線が飛び出しているところとか…(これはフォントのせいだったのでそのままにしてもらいました)
印刷仕上がりは本当に隅から隅まできれいで、ここを初めて使ったらそりゃー親だと思って一生ついていくわ……って思います。
同人印刷は校正なしの決め打ちなので、このチェックの丁寧さこそ、初心者が有難いと思っている点かなと思います。
アンソロなどの特に大事な発行物の時に使うって声もありました。
私のデザインを依頼して来られる方の中でも利用率高いですし、ここを使う方からリピート依頼来るとたいてい継続でここを選んでらっしゃいますね。

そういえば紙に関して(また紙の話)
2020の時に「(淡クリームキンマリ)62kgを常備用紙に追加してください。(願望)」って書いていたら、2021年に「薄い紙フェア(期間限定)」で淡クリームキンマリ62kgが利用可能になり、2022年にはレギュラー本文用紙に加わりました。
絶対私が書いたからではありませんが(希望する声はTwitterでもかなり多かったし)より小説本制作の選択肢が増えたな~~! やった~~~~!! の嬉しい気持ち。
62kgが選べる印刷所、結構少ないんでね。

あと「オンデマンドノベルズ」を選んでいると気付きにくいですが、「オンデマンドカスタム」の方に「オペラクリームマックス_73K」という紙がございまして…
こちらは紙厚0.15mmとかなり厚くて文庫本にはあまり向かない紙ではございますが、B6とかA5の本で厚み出したいな~~~って時には大変おすすめできます。
紙の話は「淡クリームキンマリだけじゃない! 小説同人誌の紙の話」も是非読んで下さいね。

全投票結果&6位以下ピックアップ印刷所

今回の投票結果は以上のようになりました!
ここからは6位以下の印刷所の中で「これは!」と思うコメントが入っていた印刷所をピックアップしています。
全印刷所をご紹介するとえれぇことになっちゃうのでピックアップです。スマヌ

6位:REDTRAIN(OneBooks,MonoRe:th)(31票)

淡クリームキンマリだけじゃない! 小説同人誌の紙の話」に印刷会社単一で項目を作れるくらい、「ここにしか常備されていない本文用紙」がたくさんあります。
コメントでも「商業みたいな文庫本を作りたいなら絶対ここ!」のようなものが結構多いです。
OneBooksは本文モノクロ・フルカラー同一料金で何部制作しても単価は同じ! という仕様なので、これを活用すると結構色々なことが出来ます。疑似小口染めとか。
最近スピン(本についてるしおり用のひも)をつけられるようになった。
小説本文組版見本の本」のREDTRAIN版はMonoRe:thで刷っています。

7位:BRO’S(30票)

6位REDTRAINとわずか1票差。
「小説同人誌向け明朝体フリーフォントの本(A5版)」「小説本文組版見本の本」の両方で採用しています。
通常〆切が遅めで価格が比較的安く、印刷品質が高くてかっちり製本! の声が多い。
本文チェックも結構やって下さるので、上記2つの本両方で「ここは出ないかもしれませんが」などの確認を多数いただきました。
特に「小説本文組版見本の本」は紙面構成の都合で断裁ズレが発生すると白が出てしまうところが多数存在したのですが、それについて「仕様です」って入れておくのを忘れたので全部確認入りました…(申し訳…
あとBRO’Sのダンボール箱は物凄く丈夫です! ここを使ったら是非段ボール箱は使いまわして欲しい! マジで物凄く丈夫!

10位:栄光/booknext(19票)

飛んで10位、栄光/booknextさんです。
多分「小説同人誌をターゲットにしてる」が1番分かりやすい印刷所で、テンプレ強化したり小説本制作関係の資料本を出したりをめっちゃしてる。
booknextは栄光さんの廉価版サービスで、用紙の仕様を限定したり、入稿をシステム任せにすることで価格を抑えています。この辺はおたクラブさんと同じことをやっている。
リリース当初よりちょっと使える紙が増えたので使いやすくなった。
あと「小説同人誌で最も困るのは表紙」という点に対して強化を図り、セミオーダー表紙のパックも短期間でかなり充実させていた。

また栄光さん本体の方では「納期が長い代わりに安価なパック」が登場したので、価格が気になる人は要チェック。
更に『栄光 lab book 装丁実験室』という特殊紙×特殊加工の見本の本を出しているので、特殊加工が好きな人は要チェック。

18位:印刷通販ちょいのま(7票)

今回初めて票が入ったんですが、実は以前からちょいちょい噂は聞いている。
この全コメントで「安い」って言われています。(私も見積もり取ってみたら確かに安い!!)
価格以外のポイントだと、淡クリームキンマリ57kgが選択出来ます。
57kgが常備されている印刷所はあまり多くないので、「これがある」というだけでもまず覚えておくといい印刷所かな。
あと、コメントによると「なんと言っても箔押しの価格が異常。全面箔にしたい時はまずここ!それから表2-3印刷を追加しても価格が変わらないところも異常…!!」とのこと。気になる人は見積もり取ってみましょう。

20位:夢工房まつやま(5票)

ここを推した方全員が言っているのが「本文色刷りが基本料金内」「価格が安い」「納品が速い」です。マジで全員言ってる。
この2色印刷、何と無料お試し出来るらしい(トップページ左上にリンクあり)。
気になる方は見てみよう…!

24位:西村謄写堂(4票)

土佐弁ツイートでおなじみ西村さんです。
イベント出展時も印刷所の人の話がめっちゃ面白い。1時間近く喋ったことある
出来ない加工ある?? ってくらい特殊加工が非常に豊富で、何か凄い装丁の本が出たな!? と思うと結構な確率で西村さんだったりする。
西村さんオリジナルの特殊紙とかあるので、特殊紙のコーナーを見てるだけで創作意欲がくすぐられること間違いなし。

所感

総評というより所感ですね。
投票数やコメント内容に関する分析などしてみました。

今回の投票数

今回は258名の投書、のべ票数は547でした!
2020の時はのべ票数312でしたので、なんと前回比175%!!
いやー500票は超えたかったのでとってもありがたいですね!
次やる時は1000票超えたいな(目標は、高く!)

2020の時はTwitterでハッシュタグつきのツイートを手集計していたのですが、今回は「そんな時間取れねぇ!」ってなったのと、TwitterことXくんの検索アルゴリズム 他が変わった可能性があり、全投票をハッシュタグから拾い切れない可能性を考慮し、Googleフォームを使用した投票に変更しました。
2020の時みたいに皆さんの「推し印刷所で作った本見て見てー!」でワイワイ盛り上がりたかった一方、拾い切れない可能性がデカすぎるのがね…
あとそもそも昨今のTwitterことXくんのアレコレのせいでそもそも別SNSに行ってる人もいるよなって思ったので、そちらからも票が欲しかったのもあります。
みんなどこのSNSにいるのか自体かなりばらけている…
ツイートリンク作っておいたのに、何故か回答後メッセージが消えていたので、途中からツイート出来るようになったりもした……不備ィ…

ちなみに1人3票に限定してみたところ、
3票:44.19%
2票:23.64%
1票:32.17%
となりました。
10%って結構な違いではあるけど、思ったより偏ってないな、と思いました。
これがスッと出せるのがいいですね、Googleフォーム投票。

投票数と非公開割合

上で書いた通り、今回の投票者数は258名です。
うち、公開OKの方は約76%、非公開の方は約24%です。

上記24%の非公開票のうち、推しポイント欄にコメント下さった方は約21%、画像まで下さった方は約3%でした。
非公開票でいただいたコメント・画像も今後の私の活動に役立たせていただきますね。
この後のまとめには、非公開票のコメントは含まれていません。

投票者割合など

前回2020の時には1位と2位の差が10票空いたのですが、今回のTOP5は次の順位との差が5票以下となりました。
投票者数に対する割合は変わったのかな…? と思って、前回の投票者数を調べました。

前回ののべ票数は312、投票者数は約212名ぽいです。
今回この項目を書くために2020のまとめを開いて数えました。ただし目視計測なので、のべ票数の方はそれなりに正確ですが、投票者数は(時間差でハッシュタグを使っている人をあんまり考慮出来なかったため)不正確です。

前回の検索でも一定数「流れに乗りたいが票に入れられたくない(まとめに入れられたくない)人」はいらっしゃいまして、今回はTLに流れない分、そういった人でも投票はしやすかったかな~って思います。
※ハッシュタグ名は書いているが、#つけてない人とか、スペースあけてハッシュタグ化してなかったりする人を↑こう判断しました。前回はレギュレーションとしてハッシュタグ無しのツイートはツリーに繋がっていても票に含めていません

ひとりにつきひとつの印刷所に1票しか入れられないルールは前回同様なので、投票者数から割り出してみました。

今回

STARBOOKS:22.8%
ちょ古っ都製本工房:22.0%
おたクラブ:19.3%
プリントオン:17.8%
コミックモール:15.8%

前回

STARBOOKS:17.4%
ちょ古っ都製本工房:22.1%
おたクラブ:6.1%
プリントオン:13.6%
コミックモール:8.0%

ちょ古っ都製本工房さんはほぼ同じですね。
STARBOOKSさんは前回より増えてるけど、投票者数46名増加に伴うものかもしれない…?

価格を重視するかどうか

小説同人誌は(特に文庫サイズを作る場合)どうしても「ページ数がかさむ」「少部数になりがち」という性質があるため、価格を重視する声はかなり多いです。
という訳で全コメントに対する価格重視っぽい(低価格・安価でたすかるなど)コメント数の割合を出しました。
検索で探し切れんのでさすがに目視…

全投票に対する割合:32.7%
コメント有票に対する割合:43.3%

でした。
43.3%って割合としてかなり高いけど、50%超えてはいないんだなぁ…というのが正直な感想です。
コメント無し票でも価格重視の人はきっといたんじゃないかな? そういう人を含めると50%を超える可能性ありますね。

おわりに

始める前、ハッシュタグでワイワイ出来ないから、盛り上がりに欠けて、投票数は伸びないのかな~~などと懸念していたのですが、そんなこともなく、逆にのべ票数が175%に伸びるという私個人は非常に喜ばしい結果となりました。
どうしても票数が出てしまうので「あぁ~~~私が推してる印刷所ってあんまり推されてないんだ…」と感じるか、もしくは「私しか推してないと思ってたけど同じとこ推してる人が他にも!!」と感じるかは見方次第です。
(ちなみに私が良く使っている印刷所はこの投票では下の方にいますよ)

またやるかどうかは未定です。実は2023も突発的にやろうと思い立ったので予定になかった。
やるとしても最低3年以上は空けると思います。

それでは皆様、2024年もよき同人ライフを!!

よろしければ

今後もまとめ記事を書いたり、色々なものを制作したりする活動を継続するために、皆様からのご支援をいただけると嬉しいです。
送っていただけると励みになります! よろしくお願いします!

全コメントまとめへはこちらから!

皆さまのアツい推しポイントコメントをたくさんいただき有難うございました!
このページに載せるにはあまりに大量なので別ページ作ってまとめておきましたのでご覧ください!

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