こんにちはアカツキユウです!
コミティア145行ってきました!
今回はコミティアで企業ブースメインに回って来てすげー! ってなったので、その話を書きます。
正直あんまり推敲しないでパッションのままに書き殴ってます……
それでは続きをどうぞ。
まえがき
表題通りコミティアへ行って来ました。
さて! 久しぶりだなビッグサイト!
何年振りだ!? pic.twitter.com/U5otDolxht— アカツキユウ🌙📕🥼 (@akatsuki_yu) September 3, 2023
いつぶりだろ!?
一般で2020年あたりのHARUコミに行ったのが多分最後…だから3年振り!? ワァ😇
コミティア自体は2013~2014年あたりに一度だけ出たきり…だから約10年振り!? ワァ😇
今回は企業ブース巡りを主目的として行きました。
上の通り、大きいイベントに数年行ってなかったのと、印刷所の資料を取り寄せたりイベントで持ち帰ったりしたのも何年も前、古いやつだとマジで10年くらい経っちゃってるので、新しいものに差し替えるのが目的です。
しいていえば今回のコミティアで出展している印刷所は赤ブーイベントとラインナップ(?)が異なるので、そっちはまた別途行きたいですね…やはりSPARKかな…
突っ込んで言うと、今回コミティアに行こうと思ったのはREDTRAIN(OneBooks)さんが出展されるとツイートしていたから…もっと言うとこちらのツイートで決めました。
J.GARDEN54の企業出展を申し込みました。
受かってたら良いなぁ。ちなみに、いつも企業出展しているのはCOMITIAと仙台の杜の奇跡の2つなので、他のイベントに出展するのは久々です。
受かると良いなぁ。受かってたら私もブースで応対していると思うので制作相談承ります。(前田)
— (株)REDTRAIN公式 (@redtrain_info) July 18, 2023
基本赤ブーイベントにしか行ってないので「そういえばREDTRAINさんのブースって見たことないな…?」と思ってたんですがこういう理由だそうで。
買いたい技術本がタイミングよくあったこともあり行くしかねぇな! と。
REDTRAINさん関係は下の方で書きます。
全部日記のように書くとキリなしなので、企業ブースで特に特に特にすごかったな! って思ったところを切り抜きで書きます。
まぁ私の記事なんで、それでも長いですけど!
注目①:富士フイルム(同レボ!)
同レボ! は富士フイルムビジネスイノベーション&富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの同人誌応援キャンペーンアカウントです。
これは当日の固ツイ。
\キャンペーン終了まであと1か月🙌/
U22世代応援キャンペーンがパワーアップ!
対象:22歳以下 & ✨50歳以上✨#同レボ コラボ印刷会社で
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— 同レボ!@特殊紙✕特殊色キャンペーン開始! (@Do_revo2021) September 1, 2023
富士フイルムといえば印刷機だなと思って立ち寄りましたら、オンデマンドの印刷見本がたくさん展示されておりました! 圧巻!こちらがブースの姿!
おはようございます☀
富士フイルム #同レボ!
企業ブース15にてお待ちしております🌈今すぐ使える‼️
サークルカード・トレペ帯ご用意しました!印刷会社さんのサンプルも多数あります😳
6社が一度に勢揃い!完全非売品のアンソロが当たる⁉️
くじ引きも是非ご参加ください🎶… pic.twitter.com/t4PNpqkUWQ— 同レボ!@特殊紙✕特殊色キャンペーン開始! (@Do_revo2021) September 3, 2023
特色を使用した印刷見本がたくさん!
蛍光ピンクを使った鮮やかカラー印刷とか、シルバーやゴールドを使用したメタリックカラー、白トナー印刷など。あとトレペ印刷も。
先日、同人誌表紙メーカーのアカウントからおたクラブで使用している印刷機(hp Indigo)についてのレポが上がっていたのは(私は)記憶に新しいですが、あちらは「デジタルオフセット」、こちらは「オンデマンド」という違いがあります。
※デジタルオフセットはインク印刷、オンデマンドはトナー印刷
見てください、この資料写真。
上のブース写真に出ているもの、見本展示のみだったものを除いて全部お持ち帰りいたしました。
無料配布。
やばい。
富士フイルムさんありがとうございます、めっちゃくちゃ参考にします。
こちらのカラーサンプル写真見て…
このように、使用した用紙、印刷レシピ、印刷機種が書いてあるのです!
資料を持ち帰る人がどういう情報を求めているかを理解(わか)っていらっしゃるな…? って思いました。
たすかる!!!!!!!!!!!(大声
しいて言えば印刷機に関しては印刷所が公表してないと分からないけど、紙はたすかる。
ヴァンヌーボはいくつかの同人印刷所で名前を見ることがある。
同レボ! でコラボしている同人印刷所は6社。
栄光、グラフィック(コミグラ)、サンライズパブリケーション、しまや出版、STARBOOKS、BRO’S(敬称略)
こちらの印刷所で「特色を使ったきれいな印刷を体験してね!」ということで、指定のセットが割引になるU22青春世代応援キャンペーンというのをやってるそうです(9月30日まで)
このアカウント知らなかったです…
結構広まっててもいいような…って思う内容が盛りだくさんだったんですけどマジで知らなかったな…
STARBOOKSの特色シルバー・特色ゴールドについては、てっきり特色はオフセットだと思ってたんですよね…
だがあれはオンデマンドだったのだ…………
いや~すごいな、オンデマンドで特色。
蛍光ピンク入りのサンプル。
伝わって欲しい、色味の違い…!
和服のイラストのお花の部分とかは特に影響があるので、違いが分かりやすいと思います。肌色も明るい!
肌色が重要なR18本なんかはもちろん、メチャカワで鮮やかな色味が欲しい女の子のイラストとかすごく良さそう。
私の中で蛍光ピンクといえば、オフセット印刷のいわゆる「蛍ピ差し替え」なので、これがオンデマンドで出来ることに感動!
上記6社でオンデマンド印刷する人、同レボをチェックするといいぞ…!
なお、この時フォロー&RTでくじ引きしてたんですが、これの参加賞でいただいたのがこちら。
これは普通に印刷機の出力見本!!!!!!!!
というわけで製品情報はこちら!
でもって特設サイトはこちら!! サムネがない!
特設サイトの下の方にある「How To Design」が今回いただいた冊子です。
特設サイトを見て「すげーー!」ってなったら是非冊子を見て欲しい…
マジですごいんで…こんなこと出来るの…ってなるから…
注目②:PICO
何も言わずにこの写真を見て欲しい。
ほぼ全部箔押しの資料です。箔押し各種×紙複数種。
右上の1シートだけ、トレペ口絵とクリア口絵の見本。
量が多すぎてファイリングしてから撮った。もちろんシートの裏にも資料が入っている。
ヤバくないですか? ヤバいだろ。
私「この箔押しカード、1枚いくらですか?」
印刷所の人「無料です。ただし1枚ずつ取るのが面倒な方はパッケージ済みのものを300円で販売しております」
うそだろ???
思わず「えっ大丈夫ですか?」って聞いてしまいました…
だって他社の箔押し見本、有料のところがほとんどだし…
私も箔押しはコストがかかるんだから有料で当たり前やろ…
と思ってたんですが、まさかの無料。
と思うならパッケージ買えという話なんですが、パッケージに入ってない見本も多数あり、そっちもいただいて帰るならその流れでセルフパッケージよな…となってしまい買いませんでした…
大変申し訳ございません(ふかぶか
PICOさんは他社だとあまり見かけない白や黒の箔押しがあり、白に白、黒に黒の箔押しとか出来ます。
しかもね、なんと表紙全面とか出来ちゃうの。すっごい。こちらがそのプランです。
白に白、黒に黒の箔押しの見本はこれ。
これね、当然距離や角度によっては見えづらくはなるんですけど、近くで見るとまーーーーすごい印象的な感じになるんですよねーーーーーーーー
以前、白×白のご本をやらせていただいたことがあり…残念ながら公開不可なので写真はお見せ出来ないんですけど…うっすら見えるその感じがあまりに儚くて…表紙自分が作ったんですけど…好みでしたね…………
箔見本のこの茶色い紙3種。
PICOさんのサイトを確認したら、OK ACカードという用紙らしいです。
はっきりわかりやすいようにカラー箔のものを撮ったんですが、ホロ箔もまた印象違いますよ~
でもホロ箔は違いを見るために写真を何枚も撮らないと…と思ったので今回は断念。
PICOさんのブースが出てたら是非立ち寄って実物を見て欲しい。
PICOさんのツイート。
9/3(日)☀️
PICOも企業出展の準備ができました‼️
人気のオリジナル箔や新セットのエコ・ボール紙セットのサンプルもご用意しております🙌ご参加の皆様ぜひぜひお立ち寄りくださいませ🙇♀️ pic.twitter.com/gqU5yhrHWS
— PICOスタッフ (@pico_staff_H) September 3, 2023
注目③:大陽出版
まずはこちらをご覧いただこう…
前はこんなにたくさん冊子あったっけ…? って思いながら持ち帰りました。
こちら各印刷パックの詳細案内 兼 印刷(出力)見本ですね。
右上の肌色チャートとかも助かる~~~~~~~
小説セットは同じのが2冊と思いきや、表紙用紙・本文用紙の違いがある2冊になっており、見た目を比較することが出来ます。
各パックで別冊子の資料作ってあるの珍しい気がする。
あと注目点もうひとつ、これです
デザインがiPad!
昨今iPadのみで原稿作成する人も増えていて、一部印刷所はiPadからの入稿手順を細かに載せてたりします。
大陽出版さんはそのうちの一社。
この冊子は公式サイトの右サイドバーにあるリンクからPDFで閲覧可能ですが、物理で見たい人向けってことね。
こちらもすごいぞ、Wordで小説本作る解説本。
iPad版クリスタの冊子と同じく、公式サイト右カラムのリンクからPDFで読めます。
小難しくなるから(?)ノウハウ系記事でもあんまり書かれていない、ルビ調整の仕方も載ってます。
たぶん私の記事群にも載ってない内容がある気がする。(※知ってても説明がまだ書けてなかったりして存在しない場合もあるのだ…はやく書きたいな~~)
上の集合写真から漏れてた資料。ベルベットPP推し(?
大陽さんは今でもマニュアルに発注書ついてるんだな~~~!!
って妙な感動をした総合マニュアルのページ。
大陽さんといえば昔はオフセットの中でも超お安いアニメセット(現・ビギナーズセット)だったんですが、オンデマンドが出た今、どうなってるんだろう…? と思い、このマニュアルを見ましたら、表紙カラーのオンデマンドとアニメセットの最低価格(最小サイズ12p)がほぼ同じくらいだった。
しいていえば、最低部数が30冊と10冊っていう違いがある。
つまり単価的にはオンデマンドの方が高い…ということではある…が、今現在も表紙単色×本文単色のオフセットのセットを残してるんだなぁ…という、これまた妙な感動。
私自身、初めてのオフセットは漫研の部誌でアニメセットでしたからね。ちょっと思い出があるのだ…。
(個人でオフセットを初めてやったのはここ10年以内くらいだったりする。余談過ぎる)
こちらは大陽印刷さんの箔押し見本。表紙かわいい~~ちゃんとパンダがいる!
有料販売です。クリアPP版とマットPP版が用意されており、各1,200円でした。
お客様はマットPPユーザーの方が多いのと、私自身もマットPP選ぶことが多いのでマットPP版を買いました。正直両方買うかは迷った…
クリアPPとマットPPだとちょっと見た印象が変わるんですよね~なので、どっちにするか迷っている場合は両方買って見比べた方がいいです。
余談ですが、私、同人印刷各社の箔押しの見本を持ってます。
箔の種類だけであれば正直被りまくってます。
ただ、各社の箔押し見本を見比べるのは、各社でどんな感じで箔が入るのか、細かいの行けるのとかそういうところを見てます。
(基本的には細かすぎる箔押しは難しいと言われてます。某テックさんはなんというか………すごいですけど…)
大陽出版さんのツイート。
2023/9/3(日)【COMITIA145】東5ホール大陽出版 企業出展中! 人気の小説作成ガイドブック、同人誌作成ガイドブック、各種印刷紙見本を無料配布しています。漫画用B5原稿用紙はコミティア特価!箔見本帳もあります!どうぞお気軽にお立ち寄りください! pic.twitter.com/s2VdpzRjEf
— 大陽出版 (@taiyoushuppan) September 3, 2023
本命:REDTRAIN
暑ぅい。ビッグサイトあつぅい。動くと暑いです。
さて、COMITIA145 東5ホール 企業07にて弊社REDTRAIN出展しておりますのでよろしくお願いします。
今回はスピン加工(しおり紐)のサンプル展示もございますので是非是非。(前田) pic.twitter.com/x0FjA0CDN7
— (株)REDTRAIN公式 (@redtrain_info) September 3, 2023
さぁ! 今回の主目的たるREDTRAINさんのブースの話です。
何から話そうか………まず、私がREDTRAINさんのブースに行きたかった理由のひとつとして、これがあります。
3位!3位だ!ありがとうございますー!皆様、推して頂いてありがとうございますー!
そして、アカツキユウ様(@akatsuki_yu)お疲れさまでした、企画して頂きましてありがとうございます。実は私どもも結構(かなり)参考になります。(前田) https://t.co/f1eb2EJE9o— (株)REDTRAIN公式 (@redtrain_info) October 21, 2020
これは以前Twitterにて「#小説同人誌推し印刷所2020」というハッシュタグ投票をやったものです。
小説同人誌でよく使われている印刷所って、マンガ同人誌とは全く異なるんですよ。
一般的な「よく使われている印刷所」的なまとめってマンガ同人誌も小説同人誌も混ざっている結果なので、小説同人誌で使われている印刷所が知りたかった。
ついでに言うと、何も書いてなかったけど、推せる理由とか、実際に作った本を上げてくださってる方がたくさんいらっしゃったので、それもまとめて置いた。
画像に書いてあるけど、のべ312票を手集計しました。ゼェハァ
3年前の記事ですけど、良かったら読んでもらえると嬉し~~!
みなさんの実物紹介ツイートのまとめへもこの記事から飛べますのでね…
ここで大きな反応を下さったのが、3位のOneBooksことREDTRAINさん。
3位の喜びの後にもいくつか参考になる点を書いてくださってます。
実に3年越しなんですけど、ここらのお話をしたくて。
で、ご挨拶をしましたら、私の名前を覚えていてくださった………!!
というか、私の小説本制作のお客様って結構な割合でOneBooksユーザーがいるので、奥付に載せてる名前で「あ、載ってる」と、よく見るんですって………
(ん? 前田さんって社長さんでいらっしゃいますよね…? 製本時のご本の内容を………見てらっしゃる……!? 奥付を……!?)
丁度クリアしおりのご依頼を頂いたので私の分も一緒に作成。元はしおりサイズなんですが、横幅チョキチョキ詰めて名刺サイズに。
透明素材なので白印刷しない部分は透けるのです、楽しい。
ちなみに次のクリアしおりフェアは冬ですが、クリアポスターは夏にもあります(前田)https://t.co/YvpC9GeHIG pic.twitter.com/yMXzA53RAY— (株)REDTRAIN公式 (@redtrain_info) July 7, 2023
このお名刺いただきました。わークリアしおり!
僭越ながら私も名刺をお渡ししました…どきどきした………ブースの中に私の名刺が置かれている……うおお…
(どこに緊張しているんだ?)
そこから先はもうひたっすら紙の話をしていました。
OneBooksといえば、やっぱりなんといっても本文用紙の豊富さ!
私も! 本文用紙の話が! 好き!!!!!
小説本はやっぱり本文用紙大事だと思うんですよね。
本文用紙の特徴、使用傾向、商業本のトレンドの話、細かく書けないアレコレ(超ぼかし)なんかもたくさん聞けました。
実は恥ずかしながら、イベント前恒例のTwitterスペースを一度も聴いたことがないんですが、多分ここでお話なさってた内容、スペースでも話してらっしゃるんじゃないかな…? って気がする。
ログ聴けるのかな~次回のスペースは聴いてみたいな…
やっぱブース行ってみて良かったな~と思ったのが、束見本でしか味わえない「用紙の特徴」+αですかね~。
もちろん超詳しい解説付き。
私自身、結構製紙メーカーの用紙見本を集めたりしてるし、OneBooks用紙見本ももちろん所持しているんですが、用紙見本って紙1枚しかないのよ。当たり前だが。
これが製本(束)になることによって、ぜんっぜん見た目が変わる。紙の抜け(裏写り)具合とかも、見れるのは束見本ならでは。
あと、「こういう色味」って思っているのが全然違ったりする。
たとえば…私が先日プリントオンのわくドキで作った本が淡クリームキンマリでした。
私の中で淡クリームキンマリって黄色み強くて正直微妙なんだよな…って記憶してたんです。
私が買ったり献本いただいた本でもそう思ってた記憶がある。
でも実物見たら案外そんなに黄色み強くないっていう。不思議。
上の束見本写真には淡クリームキンマリもいるんですが、それ以外にも黄色みが強い紙があり、それが3枚目の端にある「ダイヤブック」。
これは三菱製紙の書籍用紙イエローを前身とする紙(確か)で、公式サイトにも「三菱伝統のイエロー系書籍用紙です。」という記述があるんですね。
これがね、(束見本で)淡クリームキンマリと比べると、はっきり黄色みの強さの違いが判るんですよ。びっくり。
あの淡クリームキンマリが黄色で負けてる。(?
いや負けてるっていうか、これに比べたら黄色くはないな? ってなった。
ブースで直接お話を聞けるメリットはここにある。
商業文庫のトレンドの話から派生してこの話に至ったんですけど、言われて比べるまで気づかなかった。あと1枚ペラで気づける自信はない。私ダイヤブックも用紙見本持ってるのに色がかなり違うってことは知らなかった。束見本でも多分それぞれしか見なかったら気づきにくいし、知ってる紙はそもそも束見本を開いてなかった。
そう、実は私、今回ブースに行ったのに束見本を開くことはなかったのだ!
ていうか話終わった時も開いて帰るのを忘れた! 何やってんだ!
同人印刷ってほぼどこでも小説向けに用意されている紙は淡クリームキンマリで、一部印刷所がいわゆる「書籍用紙」とか「嵩高用紙」をちょっと追加で扱っている…という現状で、OneBooksほど本文用紙の選択肢がある印刷所はないです。
かなり近いのはコミックモールだけど、コミックモールの3~4倍は選択肢があるよ…。
上で言ってた紙の色味のこともそうだし、紙の厚み、手触りも様々。
そんな用紙ラインナップがあるのマジでOneBooksだけです。圧倒的オンリーワン感が強い。
「商業文庫ぽさ」を狙うんだったら、間違いなくOneBooks一択と言っても過言ではありません。
これは紙オタク私から断言出来ます。
薄い紙もあるからページが嵩んで厚くなりがちな人でも大丈夫。
「うちなら(4ケタ)ページ行けます」という力強い言葉をいただきました。強い。
ちなみに淡クリームキンマリの分類は「クリーム色の上質紙」なので「書籍用紙」じゃないです(過激派)。
どこの同人印刷所でも書籍用紙扱いしてるけどな!!!!!!!
用紙の話は、今度紙についてのまとめ記事を書く予定があるので、そっちで読んでもらおう!
正直ここまで書いただけでもう何か十分話が長い!
今回作った束見本たちです。わらわら…(書籍部 pic.twitter.com/inbgyeiI4r
— (株)REDTRAIN公式 (@redtrain_info) August 26, 2023
あと新商品のスピンについてもちょっとお話を聞いてきました。
スピンっていうのは、本自体についてる紐のしおりのこと。右下に出てる紐。
もしかしたらスピン製本する人もいるんじゃないかな? と思ってちょっとだけ確認しました。半分以上は興味だが。
私が知ってなくてもユーザーがREDTRAINさんに質問すれば懇切丁寧に教えていただけますよ。
むしろ私じゃなくて印刷所に聞こうな。
なんと背幅3mmからスピン付けられるらしいです。リーフレットにも記載がある。
複数本付ける場合はもっと厚い方がいいと仰ってました。
新潮文庫とかのイメージでスピン付けてみたいと思ってらっしゃる方はこれいいんじゃないかな~色も豊富だったし…
さて、明日はコミティアです。コミティアの前日と言ったら、RED TRAINの配信です。スピン製本ほか新商品のご案内を中心に、いつも通りの脱線しながらのスペース配信をします。19時開始予定ですのでよろしくお願いします(書籍部 pic.twitter.com/fEylTxS43t
— (株)REDTRAIN公式 (@redtrain_info) September 2, 2023
持ち帰り可能だったのは1番右のリーフレットのみですが、ブースでは写真に載ってるスピンの実物が見れました。
スピンってこんなに色があったのか…。
正直もっと話を聞きたかったな~~と思いつつも、多分私REDTRAINさんのところで1時間近く話聞いてた気がします。数えてはいない。
行くの結構後回しにしたが…後回しにして正解だったかもしれん……………それくらいもう長いこと滞在しまして…いや~他にも来られてた方いたのにお邪魔しましたぁ…………
また機会があったら立ち寄らせていただきます。
あと間接的にですが今後ともよろしくお願いいたします。ふかぶか。
なんとREDTRAINさんの話だけで記事の半分使った。
おわりに
帰りのツイート群。
帰ったらまたツイートしますが、今回出展してた印刷所・企業ブースの最新資料を入手して来ました
あのですね、キャリー持ってって正解です
それくらい持ち帰ったし買った— アカツキユウ🌙📕🥼 (@akatsuki_yu) September 3, 2023
こんなに資料を持ち帰る奴もそうおるまいな!? とは思いましたが、A4のケース2つ埋めてなおまだ資料がありました。
小さな資料が大量にある(確信)のでジッパーつき袋とかも持ち込んでたし、ブースによっては持ち帰り袋が用意されてて大変ありがたかった。
それら全部使って、SSキャリーほぼ埋まりました。
マジでSPARK出たい…
でもソロだし既刊しかないしジャンルがバラバラ
つらたん— アカツキユウ🌙📕🥼 (@akatsuki_yu) September 3, 2023
これは企業(印刷所)ブースに行きたい私の話です。
今回サークル3~4箇所しか行ってないので、滞在してた約2時間半~3時間くらいの大半、ほぼ企業ブースにいました。
私がブース巡りするとこうなっちゃうので…
サークルで出たいのは一応既刊在庫があるからってことなんですけど、私ソロ活なのですよね~~~~…
そのためには今以上の最適化が要るし、無理なく活動するために色々整備もいる
がんばります— アカツキユウ🌙📕🥼 (@akatsuki_yu) September 3, 2023
これは強く思いました。
やっぱり同人誌作成を応援したいです。
そのために私が出来ることってまだある。
ので、今後も活動したい。
1つだけ、これはどうしても書かなければならない…
(のに初版で書き忘れた! ここは追記部分です)
私が印刷所や印刷機関係、用紙の見本を収集しているのは、かなりの割合で趣味です。
趣味ですが、色々実益も兼ねていると言えます。
けど、全てのデザイナーが同じくらい資料集めしているとは限りません…。
同じくらい集めている人はいるとは思います、でも必ずではない…
そして私自身、まだまだ知らない、あるいは想像の上を行く特殊加工、装丁、紙、インク、色々存在します。
デザイナーさんがこれらを「知っている前提」としてお話を進めると、話がすれ違ってしまうかもしれませんので、気をつけてくださいね。
私でしたら、記事に書いてる範囲は確実に知ってますのでご安心ください。
なが~い記事でしたがお読みいただき有難うございました!
企業ブース本当にすごいな!
7000字も書いておいて、そのすごさ、魅力が何処まで伝わるか正直自信ないです~が
同人誌作る人、是非機会があったら企業ブースへ…難しくても、印刷所の見本を見て欲しいなって思って書きました。
参考になれば幸いです!
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