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昔の小説同人誌ってどうやって作ってたの?

2018.10.30 2018.10.30

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小説同人誌を作ろうな! と、フォントをまとめたり、作るための必要なことをまとめたりしている私です。

じゃあ昔の小説同人誌はどうしてたの?

と、ふと思いましたので、調べました。

今では簡単きれいに作れる小説同人誌

散々「Wordじゃ思い通りに作れない」と言われていますが、そのWordでも、適当にレイアウトを決めてもある程度は綺麗に出来ます。
昔PDF作るのってAdobe Acrobatがないと作れなかったんですけど、Wordでも作れるようになりましたし、Acrobatより全然安いPDF作成ソフトがあるし、PDF作るフリーソフトとかも出てます。
テキストがあるならば、それを流し込むだけで綺麗にしてくれて、PDF作ってくれるアプリとかがあったりもします。
印刷所がPDF入稿に対応して以降は、小説同人誌ってすごく綺麗に作れるものになったんですね。
綺麗に見せるための版面設計についてのまとめもたくさん作られているので、初心者でもそう迷わずに作れるようになったと思います。

PDF入稿が出来るようになる前

その前はといえば、Wordで書いた原稿を、マンガ用の原稿用紙に貼りつけて入稿していたんですよね。
私その形式で作られた同人誌、持っています。相方のなんですけど。
印刷所に入稿しないなら、プリントアウトしてコピー本。昔中綴じとかお気軽に出来なかったので、袋とじです。
実は私の初めての本って、この袋とじ本なんです。頒布したものではないですし、もう実物は行方不明なんですが。

Wordの前は、ワープロですね。書院とか、文豪とか、Lupoとか。
うちの親はLupoでした。私はうちの祖父が使いこなせなくて私に投げられた文豪を使ってました。当時20万くらいしたと思ったんですけどそれ。
ただそれの直後くらいに、お下がりのノートPCもらったんで、もっぱらそっち使ってたんですけどね。ノートPCのWord使ってました。そのファイル今でも持ってます。タイムスタンプが2000年とかなってる。古すぎる。18年前って。
いやぁ、ワープロ実物の写真、撮っておけばよかったなぁ(この項目の写真はフリー素材です)
マンガでも、写植代わりにWordとかワープロで打ちだしたセリフを切り貼りしてました。懐かしい。

この頃って、版面設計についてのまとめとかノウハウ本みたいなやつってあったんでしょうか。私はよく知らないんですが、この当時に買った小説同人誌、結構レイアウトばらっばらなんですよね。横書き左開きの同人誌とかも普通にありましたよ。
文庫の同人誌も一般的ではなかったっていうのもあるかもしれませんね、商業でB5とかA5の本ってなかなかないですもん。
大きい本っていうとハードカバー? でも、当時の本で、商業本のレイアウトを参考に作られた小説本、私は見たことがない。(ないだけだと思いますけど…)
古本の範囲まで探したんですけど、そもそも小説の版面設計についてのノウハウ本って全然見当たらないんですよ。あまりたくさん内容を書けないからかなぁ? 全く無いわけではないですけど、マンガの描き方みたいな本に比べると全然ないです。そもそも小説書いてる人が版面設計しませんからね。普通。同人誌だけですよ、そんな知識が要求されるの。
私が小説同人誌作ろうぜまとめで推している「マネするだけでエディトリアルデザインが上手くなるはじめてのレイアウト」は半分以上が小説本の版面設計の話なんですが…
そもそもエディトリアルデザインっていう単語自体、つい最近知りました。前から知られてた単語なんですかね…分からん…

ワープロもない頃はどうしてた?

昔の本、と言えば活字なんですが、小説同人誌はどうしてたんだ…と思っていましたら、私の母(同人やってる友人持ち)曰く

「金持ってるサークルは印刷所に活字組版してもらってた」

だそうです。
つまり小説同人誌の中の大手ってことですね…
昨今、小説同人誌を作る人は、表紙デザインを依頼したりとか、本文組版依頼したりとかして綺麗なご本を作っていますが、その歴史はワープロ登場以前からってことだったんですね、小説同人誌ってすごいな?????
ちなみに、今現在も手書き原稿から活字、あるいはDTP組版してくれる印刷所というのは、存在はするのですが、同人印刷系では見かけません。
というより、現在でも、テキストを送るだけで組版してくれる同人印刷所自体、1か所しか知らないんで…手書きに至っては見つかっていない…
そもそも、その活字組版ってめちゃめちゃ高いんですよ…?
昔同人印刷に活字組版があったかどうかも良く知らないです。本当はその小説同人誌を作成していた当人にお話を伺えればいいんですけどね。

じゃあ、もっと小規模なサークルはどうしていたか?
皆さんは、小学校の卒業文集とかで、青い枠線の中に文字書いて、黒いペンで清書、みたいなことしませんでした?
アレです。まんまアレです。つまり手書きです。
原稿用紙とか、コピー用の青いマス目が書かれているあの紙に、黒ペンで書いて、印刷。これです。
これに関しては、実物を入手しました。
まぎれもなく、これは手書きの小説本です。
ただ、写真撮っていいのか分からなかったので、自分で再現しました。
ちょうど手元にコピー用のマス目用紙があった。何故ある。

行間とかも取れないので割とピッチピチになってしまいますし、手書きなのでちょっと読みにくい。
活字って素晴らしいものなんですね、文字の大きさが統一されてるってだけで文章は読みやすいものに変わるのだ…

おわりに

この記事では、昔の小説同人誌がどのように作られていたかを書きました。
この、昔の小説同人誌と異なり、現在はどんなソフトを使用するにしろ、ノウハウがまとめられ、共有されています。
検索すれば、たくさんのノウハウが出てくるので、初めて作る人は情報量に戸惑うかもしれませんが、それらの情報を自分で消化していけば、必ず綺麗な小説同人誌を作れるはずです。
小説同人誌の作り方の一つとして(あるいは最終手段として?)覚えておくのも、いいかもしれません。

なお、ここに記載した事項は、私が調べられた範囲での話です。
存在しなかった? と書いたことでも、実際は存在したかもしれません。
もし当時のお話とか聞けるようでしたら、聞いてみたいです。
そして実物が見てみたい。活版印刷された小説同人誌を。

よかったら

今後も色々な情報をまとめていきたいと思っています。
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マシュマロも試験的に置いています